Nexus5X Nexus5 スペック比較表

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Google Store で SIMフリー端末 Nexus5X(ネクサス5X) が発売。
Nexus5 からどのように進化したのでしょうか。仕様比較です

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Nexus5X の Google ストアでの価格は

16GB モデル 59,300円(税込)
32GB モデル 63,400円(税込)

今回の Nexus5X は、ドコモ、ワイモバイルでも発売されます。

個人的な主観が多くなりますが、旧モデル Nexus5 と比較しながら、特徴などを見ていきたいと思います。

スペック比較表
Nexus5XNexus5
OSAndroid 6.0Android 4.4
(6.0へアップデート可)
CPUQualcomm Snapdragon
808
1.8GHz (2)+ 1.4GHz (4)
6コア
Qualcomm Snapdragon
800
2.26GHz (4)
4コア
GPUAdreno 418Adreno 330
RAM2GB2GB
ROM16GB・32GB16GB・32GB
外部SDなしなし
液晶5.2 インチ
1920×1080
IPS
Gorilla Glass 3
4.95 インチ
1920×1080
IPS
Gorilla Glass 3
カメラ1230万画素(OUT)
500万画素(IN)
800万画素(OUT)
130万画(IN)
無線LANデュアルバンドWi-Fi(2.4G/5G)
802.11a/b/g/n/ac
2x2 MIMO
デュアルバンドWi-Fi(2.4G/5G)
802.11a/b/g/n/ac

対応
周波数
(バンド)
● LTE
1/2/3/4/5/7/8/9/
17/18/19/20/26/28/
38/40/41
● WCDMA(3G)
1/2/4/5/6/8/9/19
● LTE

1/3/5/7/8/20

● WCDMA(3G)
1/2/4/5/6/8
SIMnanoSIMmicroSIM
USBマイクロ USB Type-Cマイクロ USB
バッテリー2700mAh2300mAh
サイズ 147.0×72.6×7.9mm137.84×69.17×8.59mm
質量136g130g


CPU・メモリ・GPU・内蔵ストレージ

■ CPU
Nexus5 の Snapdragon 800 から Snapdragon 808 になりました。
もちろん性能は向上しています。

アーキテクチャが Krait400 から 64bit対応の Cortex へ。

Cortex-A57 を2基と、Cortex-A53 が4基。

Qualcomm のフラッグシップ、Snapdragon 810では 8コア(4基+4基)ですが、808 は変則的な 6コア(2基+4基)という形態をとっています。

そして Snapdragon 808 の製造プロセスは 20nm 。Nexus5 の Snapdragon 800 は 28nm です。

製造プロセスとは、CPU 半導体配線の幅のことで、プロセス微細化によって省電力、低発熱などのメリットがあり、基本的に新しいものほど、プロセスは微細化されていきます。

■ メモリ
Nexus5 、 Nexus5X ともに、DDR3 の 2GB 搭載。
最近のアプリ・ゲームのメモリ消費量は、本当に増えてきています。
Android は、iPhone の iOS に比べてメモリ管理が上手じゃありません。

この辺りは物理的にメモリを多く積むことで、対処してきた感があるので、しばらくはメモリ大容量化の傾向は変わらないと思います。

なので、Nexus5X は、この時期に出るのでしたら、3GB は欲しいところでした。

■ GPU (画像処理)
Nexus5 の Adreno 330 から、Nexus5Xでは Adreno 418 へと進化。
発表では、20%程度の向上が実現されているようです。

Nexus5 では、最新のゲームで多少重く感じられる場面もあります。
ただ、これが純粋に GPU によるものなのか、OS によるものなのかは、難しい部分でもあって一概には言えないところだと思いますが。

■ 内蔵 ROM
Nexus5 と変わらず、16GB 、 32GB から選択。

最近では、 32GB ぐらいないと、いろいろ考えながら節約して使うことになると思います。
通話がメインという方以外は、32GB が現実的でしょうか。

64GB が用意されていないことがちょっと残念ですね。

■ SD スロット
今回も設けられませんでした。ここが本当にもどかしいです。
内蔵 microSD スロットがあることで、本当は世界が広がるんですけどね・・・

液晶・カメラ

■ 液晶
Nexus5X、Nexus5 ともに、IPS のフルHD 1920×1080 で Gorilla Glass 3 です。
Nexus5X が 5.2 インチ。
Nexus5 が 4.95 インチです。

5インチ程度では、この解像度で充分で、何も不満はないかと思います。

■ カメラ
Nexus5X で、画素数が上がっているのは表記の通りですが、カメラは画素数だけで決まるものではありません。Nexus5X では、メインカメラが Nexus6P 共通のものとなっており、特徴としては、センサーサイズが 1.55μm とスマホカメラとしては大型なものになっています。

センサーサイズの大型化は、高解像、高精細な画像が撮れ、感度も良くなり暗いところでもノイズが乗らず、綺麗に撮影出来るといったメリットがあります。

デメリットは、どうしてもコストがかかってしまうというところです。

ちなみに iPhone 6s Plus のセンサーサイズは、Nexus5X よりも小さく 1.22μm です。

そして、Nexus5 には、光学式手ぶれ補正機能が搭載されていましたが、コストの関係で Nexus5X では、搭載されませんでした。

この光学式手ぶれ補正とは、通常のデジタル手ぶれ補正(複数枚の画像を合成して補正)とは違い、実際にイメージセンサーやレンズを動かして補正するため、画質が劣化しにくいといった良さがあり、動画を撮影するときには非常に心強いものとなります。

この部分、Nexus5 の光学式手ぶれ補正は、優れたものを搭載していたんですね。

■ 4K 撮影
Nexus5X は、4K 動画の撮影が可能です。
しかし 4K 撮影は発熱等もあって、かなり負担がかかるようで、一般的なスマホでの 4K 動画撮影は実質、短時間用途に限られます。

Nexus5X も ドコモの製品情報欄に「 5分以上の4K動画撮影はできません」という注意書きがあります。

4K 動画撮影は、まだまだ発展途上です。

通信関係

■ 無線LAN
Nexus5、Nexus5X ともに 2.4GHz・5GHz帯に対応。802.11a/b/g/n/ac が使えます。

Nexus5X は、MIMO(2×2)にも対応しています。MIMO とは、複数のアンテナで同時に通信することで、通信速度を上げる技術です。

2×2 では、親機、子機(この場合 Nexus5X)が対応していれば、送受信経路を 2本用意することで、 2倍の最大速度を実現できます。
親機も MIMO 2×2 以上に対応していなければ、意味がありません。ちなみに 2×2=4倍ではないです。

■ SIM 使用時の対応周波数
Nexus5X は、多くのバンドに対応しており、不満はないと思います。Nexus5 で不満のあった LTE バンド19 にも対応しています。

このバンド19 は、田舎や山間部だけのものだと思いがちですが、実は都市部でも電波の届きにくいビルなどで有効なこともあります。

日本国内版 Nexus5 は、バンド19 に非対応ですが、今ではネット上の情報も充実していて、どうしても対応させたいということであれば、不可能ではありません。
情報は「 Nexus5 バンド19 」などで 検索すれば、見つかります。

■ SIMスロット
Nexus5X は、nanoSIM になりました。
MVNO SIM 運用時は、気をつけましょう。

USB・他

■ USB端子
最新規格の Type-C を Nexus5X に採用。
この Type-C は、従来の マイクロUSB コネクタと同様のサイズのままで、強度、速度、充電容量など、全てで上回る機能性を確保されているものです。

特徴の 1つとして、コネクタ裏表の概念がなく向きを気にせず接続することが出来ます。
コネクタ強度も確保されていて、耐久性も従来より向上します。
これから将来的に Type-C に移行することになるので、Type-C 採用は良いと思います。

これにより充電速度も速くなります。バッテリー残量が少ないときの初期充電速度は、かなり速い模様。
短時間で、ある程度の使用時間分の充電が確保出来るようになります。

ただ新規格なので従来の microUSB と互換性はありません。
変換プラグなどは、おそらく出てくるとは思われますが。

■ バッテリー
2700mAh と Nexus5 に対して 17%程度アップ。
ただ、バッテリー容量数値だけでは、バッテリーの持ちが良いとも言えないので、今後のレビューを参考にしたほうが良いと思います。

■ Qi (ワイヤレス給電)
Nexus5 で搭載されていた「Qi」が Nexus5X ではなくなりました。
最近のバッテリー大容量化で、Qi の充電能力では時間がかかりすぎるなどの理由から、搭載機種も減少傾向にあります。

しかし Qi のメリットが多いのも事実で、ケーブルを接続せずにサッと置くだけで充電出来るというのは、使ってみると非常に便利だったりします。

もう1つ、スマホに USB機器を接続して使用する場合は、物理的に充電出来なくなりますが、 Qi であれば、充電しながら、USB機器を使用することも可能なのです。
まあこれはちょっと特殊な使用方法だとは、思いますが。

■ 指紋認証
Nexus5X では指紋認証に対応しました。
これは Android6.0 の標準機能として使えるもので、大変便利です。
裏面の◯は、そのためのものです

ロック解除はもちろんのこと、今後はパスワード入力の代わりとして指紋認証が出来るようになるかもしれませんね。

総括

Nexus5 の完全なる後継機 Nexus5X ですが、性能は確実に向上しています。

まず既存の Nexus5 ユーザー視点での話ですが、買い換え機種を、この Nexus5X に期待していた方は多かったのではないでしょうか。
性能自体は Nexus5 と桁違いなものとはなっておらず、微妙なところかもしれません。

理由の 1つは日本国内での販売価格がどうしても割高な印象があり、Nexus5 に対して、その価格に見合ったアドバンテージがあるとは、ちょっと言い切れないところです。

もう 1つ、Nexus5 が非常にバランスの取れた完成度の高い機種であったこと。
そして最新の Android ( 現時点で Android6.0 )が使える点。2013年発売とは思えないほど、現在でも充分使える機種です。
Nexus5 の中古価格を見れば、現在でも非常に人気があることがわかるかと思います。

しかし発売から丸 2年経つので、バッテリーや、外装がヘタってきている方も多いはず。
その場合、 Nexus5X は純粋なグレードアップ機種と見て良いのではないでしょうか。
あとは価格だけなんですよね・・・

サイズ、重さに関して触れていませんでしたが、重さはほぼ同じ。
縦に若干長い印象ですが、厚さも薄く幅がほとんど変わらないため、実際に手にしても違和感はないです。

新規で Nexus5X を考えている方は、価格さえ納得できれば、とてもバランスの良い満足出来る機種になると思います。
Google 謹製なので、最新の Android がいち早く提供されるという付加価値も魅力です。

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posted by NEO | モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする