HDDの寿命を延ばす方法

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パソコンの重要なパーツであるハードディスク。
HDDは環境・使い方で寿命が大きく変わります。
寿命を延ばす使い方のお話。
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HDDが熱に弱いという話を以前にしました。
まず大事なのは温度が上がらないようにすることです。
それを気をつけるだけでも寿命は延びます。

HDDの劣化は温度変化が激しい環境や温度が高い環境で著しく進みます。
そして寿命を延ばす上で、とても大事なことがあります。

それは起動回数です。つまりHDDの電源を切る、入れるというアクション。
このときに劣化の原因の多くがあります。

通常、データを読み取るためのヘッドが、ディスクプラッタの
高速回転している空気の力で、ほんのわずか浮いた状態で動作しています。
HDDの電源を切ると、このプラッタ回転が止まり、空気流が起こらなくなり
ヘッドとプラッタは接触します。

このとき、データ部分とは接触しない仕組みになっており、
ヘッドが収まる領域と接触するので、データ部分は保護されますが
プラッタとヘッドが接触することには変わらず、摩擦によって
微量の破片が飛び散ります。これが寿命を縮める一つの原因です。

HDDに通電するときにも回転が上がるまでヘッドは浮き上がることが出来ず、
プラッタと接触している時間があるので、同じように破損の原因となります。

もう一つ、HDD電源のオンオフによる弊害があるのです。
一応、HDD内と外部との間にはフィルタがあり、内部温度の上昇や下降による
空気交換時にゴミが入らないようになっています。

冷えた状態で電源を入れて内部の温度が上がると、内部空気の膨張が起こります。
このとき、内部の空気はフィルタを通して外部に出ていきます。

電源をオフにした場合、これとは逆のことが起こり外部からフィルタを通して
空気が入ってきます。

電源オンオフを頻繁に行うと、この空気交換の実容量は増えることになり
内部に微細なゴミ粒子が入ってしまう確率が上がるのです。

ということで、HDDの寿命を延ばすには、HDDは動かしっぱなしほうが良いのです。

動かし続けることによってモーターなどが劣化するのですが、
それよりも起動回数が多いほうが、はるかに危険度は高まります。

あと、Windowsパソコンを買ったときのデフォルトの設定が厄介で、
一定時間、HDDにアクセスがないと電源を切るようになっています。

まずその設定を解除してやることが大事。
コントロールパネルの電源オプションから変更することが可能。

それと、パソコンから、ちょっと席を外すたび電源を落とすような使い方は、
HDDにとって良くないです。短時間であれば入れたままのほうが良いです。

定期的にデフラグをかけるのも良くないです。
デフラグは基本的に、かけないほうがHDDを痛めません。

上記のように使用することでHDDの寿命は延びると思います。

参考までに、私の自宅サーバーのHDDの状態。
diskchk.jpg
これは普通のノートPCで使用したあと、サーバー用に降ろしたもの。
サーバーに使用し始めてからは、たまに再起動するぐらいで、
24時間回しっぱなしの状態です。

10年前のIDEのHDDで、使用時間が50000時間を超えてますが、
不良セクタの発生もなく、まだまだ使用できます。

パソコンのパーツで、一番壊れやすいハードディスク。
上手に使いましょう。
タグ:PC
posted by NEO | PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする